我家の5代目旅ぐるま=キャンピングカー第3号の”JAMWAN号”です。クロカン四駆×2台⇒ライトキャブコン⇒ハイエースバンコンと旅ぐるまで車中泊旅を経験し、良いところ悪いところを体験した上で出来上がった、今持ち得る ”究極のワンコ旅ぐるま” です。量産の規定モデルはどうしても ”いるものがない&いらないものがある” という面が否めません。今回は京都の ”マックレー社” さんにお願いし「手書きのレイアウト図」と「わがまま装備の希望書」を基に製作をお願いしました。散々社長さんを困らせたましたが、ほぼ忠実に再現された究極の1台です。
ベース車「2007年式 マツダボンゴトラック 1800ガソリン AT 4WD」はネットで自分で見つけました。ちょうど10万kmを迎える中古車で少し不安でしたが マックレー社長 渡辺氏 の「だいじょうぶ!軽は20万、普通車は30万、トラックは50万走りまっせ!」の一声で採用されました。消耗部品とオイル類をほぼ交換したことで非常に快調です。シェル部分は新築ですがそのおかげでかなりリーズナブルに仕上がりました。
満足な1台が完成!しばらくはJAMWAN号での全国さすらい旅がつづきます。皆さまのお近くに ”出没注意!!” です。
いかにもキャンピングカーという、バンクベッドが ”ヤンキーのリーゼント” のごとくせり出すスタイルがオーナー夫人に不評でした。乗換えの同意をもらうため様々な車両を探した末、このモデルに行きつきました。コインパーキングで車中泊して居酒屋へ!!ということも多く、街中での取り回し易さもポイントです。(全長4.7m)見た目重視のオーナー夫人にも満足なスタイルです。
ダイネットの食卓が目の前!ちょっとかわいそう・・・
これは我家での人とワンコの距離感です。ワンコは大好きです!でもあくまでも人は人、ワンコはワンコ。それは旅行中でも同じです。そのため今回はしっかりとした広い個室をワンコ達にも用意しました。お部屋は上下2段、Lサイズのクレートが入る大きさに作ってもらいました。上が犬女将、下が犬番頭は1号キャンカーの時と同じです。それぞれにカーテン付きの小窓も設置。外の景色も見られます。”その美味しそうなのちょうだい!!”とおねだりしますが出ては来ません。おりこうさんです。でもついついはあげてしまいますけどね(笑)
また実はJAMWAN号には ”初代犬女将JAMの神棚” が設置されています。JAMへの思い入れが強すぎてなかなか埋葬できず、他界した後も一緒に旅を続けています。今回はしっかりしたお部屋をJAMにも用意しました。犬バカですね(笑)
今時のキャンカーの水タンクは通常10L~20Lです
あっという間になくなっていました・・・
大きい発電機ほど音は静か
反対側に回るとほとんど音は気になりません
長年、車中泊旅を続けていて、水と電気の不安は常につきまとうものでした。今回水は100Lとサブに19Lのタンクを積みました。これだと節約すれば1週間程は十分足ります。また発電機は2800w。エアコンも駆動可能でしたが夏は商売繁盛!!で出かけませんので装備しませんでした。サブバッテリーの充電も可能、十分すぎるパワーで電気の不安はなくなりました。
温水器はいいですよ。朝起きた時にお湯で顔を洗いたいという念願が叶いました。
ただ水回りが充実した分、冬の凍結防止の管理が大変になりました。なんせ菅平高原は-30℃近くになる本州屈指の極寒地。冬もまた繁忙期なので出かけることが少なくキャンカーは冷凍保存状態なのです。この冬は十分水抜きした上、ポンプ類と温水器を保温材と毛布でぐるぐる巻きにし、夜だけFFヒーターを最低で稼働させたことで無事でした。今後も工夫が必要ですね。
*18年春、それでも温水器の保護はムリで破損、撤去しました。
広すぎるので棚を3か所つけました
旅をする人のスタイルや考え方によりますが我家はトイレが必須。夜たらふくビールを飲んで宴会後、朝目覚めた時、着替えて顔を洗って髪をとかして・・・とかやってると漏れますよっ!!!というのがうちの意見。今回はどんな所でも車中泊できるように本格的なトイレを作ってもらいました。今までのポータブルと違い臭いもほとんど気になりません。ここで用を足しているとほんとに幸せな気分になります(笑)。トイレを充実させることで車中泊場所の選択肢が数倍増えるのでおススメです。
床をシャワーパンにして水のシャワーもつけたのでワンコ達の足洗い場としても使えます。DOGコテージJAMSWAN!にも負けません!
空間がかなり贅沢だったので折り畳み式を含め棚を3か所取り付けました。長期旅行の際にはここに小型の生ビールサーバーを設置します。
★ キャンピングカーオーナーの皆様へ
当館は実は日本RV協会の ”湯YOUパーク” に登録しております。ペンションというわがままな営業形態上、なかなかお受けすることができませんが、標高1500mで夏の車中泊には最適な場所です。よろしければお問合せいただければと思います。